格が違うわ。

まー、基本ニワカなんんで、そこんとこよろしく(逃)



http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20140830/1409410230


を読んで、ちょっとだけ気になったこと。


まずそもそもの話で言えば、割と初っ端から「全中王者」という「格」を付与するところからスタートしてる作品なんで、“作中に格付けなんてない”というお話については「えっ」ってならざるを得ないかなぁ、と。



もちろん、ランキングとしての格付け自体はそれなりに難儀で、最低でも「麻雀の強さ」と「オカルト強度」という二つの基準が存在してるわけですから、まぁ。




ただ一方で、「格付け」として見る場合の一助として、「敵キャラ」「(強豪)エース級」「他を圧倒する大勝利」という条件で絞れば、ある程度「数字(=点数)」でその「格」を作中描写から窺い知る事が出来るのでは?とも考えてるんですよね。正直。


これは端的に述べれば、「宮永照が約10万点稼いだ事の納得感」「宮永照が10万点なら、恐らく高校生でそれ以上の数字を弾き出してくる敵キャラクターは出てこないだろう(最低でも国内では)」みたいなもので。
あくまでメタ視点での話であって、ベタ視点での「戦闘力」としての数字ではないですし、マイナスだからといって格下げにするとかそういう話ではないですよ*1という前提ではあるのですが、「咲 収支」あたりのワードでぐぐって見ると…


  収支 備考
宮永照 +96200(準決勝)  高校生1万人の頂点・インハイ王者
辻垣内智葉  +51000(準決勝) 個人戦3位の人
園城寺 +43900(二回戦) 関西強豪校(全国ランク2位)のエース・一巡先を見る
白水哩 +41300(準決勝) 北部九州最強校で3年間エース
江口セーラ +37000(準決勝) 関西強豪校(全国ランク2位)の元2年生エース
愛宕洋榎 +36900(二回戦) 関西強豪校(ギリギリでシード落選)のエース

うーん、この納得感。当然ながら準決勝と二回戦の違い、というかそもそも対戦相手の違いがあるわけですから、(クドいようだけれど)この点数自体をそのキャラクターの「戦闘力」として見る事については無理があるとは思います。ただそれでも、「敵強豪エース級キャラクターが他プレーヤーを圧倒する際の、その圧倒力」という「格」の付与については、作中で割と意識されて描かれているのではないかなー?と。


つーか、江口セーラと愛宕洋榎がほぼ同点っていう、この「関西強豪校非オカルト勢エース級」格への気ィ遣いっぷりたるや。いや、ホントたまたま揃ったってだけかもしれんのですけど、それはそれで。


ちなみに長野県予選の話ではありますが、咲さんに最後の一撃を食らう前の天江衣が+67000、またMAX稼いだ時点で+86700らしく、どちらにしろ宮永照と辻垣内智葉の間に収まるという、これまた「圧倒力」としてそこそこ納得感ある数字なんじゃないですかね、と。まぁ、個人的にはそんな感じで考えるわけですが、結局のところその辺は(読者・視聴者の)「納得感」の話ではありますから、「いや、全然納得感ねぇよ」と言われてしまえばそれまでなんですけれども。はい。

*1:大量失点キャラがネタ消費されるのは残当やし、まぁしゃーなしやな…くらいには思ってますけど。